石川の伝統工芸って素晴らしい♪〜牛首紬・能登上布・加賀友禅〜

こんにちは♪世間ではインフルエンザが大流行中ですね!体には十分気をつけて過ごしましょう。さて今回は、みなさんに石川県を少しでも知ってもらえたらな〜と思い、テーマを「県内の伝統工芸」にしてみました。36種ある中の生地3種『牛首紬』『能登上布』『加賀友禅』について、紹介してみたいと思います。

 

まずは『牛首紬』名前の由来は、白山市の旧白峰村(牛首村)からきてるそうです。この地域で生産される紬(木綿素材)の一種です。2匹の蚕が共同で1つの繭を作る“ 玉繭” を100度近いお湯の中に入れ、人の手で糸を引き出し より合わせる「ざぐり」という方法で一本の糸を作っているそうですよ〜気が遠くなる作業ですね…(´□`)この糸を横糸にし、縦糸を生糸として織り上げたものが牛首紬です。独特の節(ネップ)ができるのが特徴で、紬織物と光沢感のある絹織物の両面をもった丈夫な生地となっています。

http://tsunoya.ushikubi.co.jp/

 

続きまして『能登上布』約2000年も前から受け継がれている、麻糸を使用した手織り生地。麻なので、肌触りもよく通気性があります。薄くて軽いので「蝉の羽」とも形容されるそうですよ!暑い夏には着心地が良さそうですねっ (・∀・) そして特徴的なのが「絣(かすり)模様」!亀甲・十字・麻の葉など…絣が細かくなるほど仕上がった生地は高価なものになるんですって。ちなみに“上布”は、麻織物の最高級品に贈られる称号だそうですよ〜。[http://notojofu.com/ 

 

最後に『加賀友禅』有名ですよね!友禅って単語は「糊で防染した、きもの模様の技法」 って意味があるそうです。特徴は、自然や古典をモチーフに写実的に描いた絵柄だという事、そして色が多彩で加賀五彩(古代紫・草・藍・黄土・えんじ)を基調に配色されていることでしょうか。

http://www.kagayuzen-club.co.jp/learn/機織り

 

県の指定無形文化財でもある3種の生地、どれも素敵で気になりますよね〜1度は着てみたいものです (^―^) 着てみるのもいいですが、伝統工芸を身近に感じるために手織り体験などしてみるのもいいかもしれませんね♪全国の中でも伝統工芸が多くある石川県。今後も古くから伝わる大切な伝統工芸の技を、末永く守り受け継いでいってほしいものですね。

 

 

 

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